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2015年3月、パリ市庁舎で開催されたファッションショー。大盛況のショー終了を告げるように、ランウェイの端で挨拶する男。コットンのシャツとパンツ、白いスニーカーのシンプルな装いの彼が、オバマ前大統領夫人、ニコール・キッドマンなど、世界のセレブリティから愛されるファッションデザイナー“ドリス・ヴァン・ノッテン”である。そんな世界中のファッション・アイコンから支持される天才デザイナーのプライベートやパリ・オペラ座で開催されたファッションショーにカメラが初潜入。世界中の織物メーカーに発注した生地サンプルチェックから始まる創作過程や、彼がこれまで撮影拒否してきた自宅「ザ・リンゲンホフ」での生活、そして煌びやかなファッションショーの裏側など、美しいものを愛し、完璧主義者である彼のこれまでの軌跡とこれからを予感させる夢のような93分! © © 2016 Reiner Holzemer Film-RTBF-Aminata bvba-BR-ARTE |
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『Dinosaur13』のトッド・ダグラス・ミラー監督の手によって、50年前の映像がスクリーンによみがえる。新たに発掘された70mmフィルム映像や1万1000時間以上もの未公開音声記録を基に製作。史上初めて人類を月面に着陸させ、ニール・アームストロングとバズ・オルドリンを一躍有名人にした「NASA史上最も有名なミッション」を追体験する映画『アポロ11 完全版』。宇宙飛行士、ミッションコントロールセンター内のチーム、そして地上にいた何百万人もの目撃者の目線から、人類が未来へと大きく飛躍した1969年の貴重な日々や時間が鮮やかによみがえる。 © © 2019 Universal Studios. All Rights Reserved. |
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命の原点、感動の頂点へようこそ。『アース』『ディープ・ブルー』を超える、史上最大のドキュメンタリープロジェクト発動!制作費70億円、構想10年、撮影期間4年間、世界50ヶ所、撮影70回、そして100種の生命たち―最新の映像機材でとらえた奇跡の瞬間が、あなたを神秘の深海へと誘い込む。 © © 2009 Galatee Films - Pathe - France 2 Cinema - France 3 Cinema - Notro Films - JMH-TSR |
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1953年3月5日。スターリンの死がソビエト全土に報じられた。モスクワ郊外で発見されたスターリンの国葬を捉えた大量のアーカイヴ・フィルムは、同時代の200名弱のカメラマンが撮影した、幻の未公開映画『偉大なる別れ』のフッテージだった。そのフィルムにはモスクワに安置された指導者の姿、周恩来など各国共産党と東側諸国の指導者の弔問、後の権力闘争の主役となるフルシチョフら政府首脳のスピーチ、そして、ヨーロッパからシベリアまで、国父の死を嘆き悲しむ幾千万人の人の顔が鮮明に記録されていた。67年の時を経て蘇った人類史上最大級の国葬の記録は、独裁者スターリンが生涯をかけて実現した社会主義国家の真の姿を明らかにする。 © © Atoms & Void |
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“サスペンス映画の神様”とも称されるアルフレッド・ヒッチコック。監督デビューから100年。映像が氾濫するこの時代においても、ヒッチコック作品は今なお映画を愛する者たちを魅了し続けている。本作は「本人」が自身の監督作の裏側を語るスタイルで、その“面白さの秘密”を解き明かしていくドキュメンタリー作品である。膨大なフィルモグラフィと過去の貴重な発言を再考察し、観客を遊び心と驚きに富んだヒッチコックの演出魔法の世界へと誘ってくれる。監督と脚本は『ストーリー・オブ・フィルム 111の時間旅行』(11)で6年の歳月をかけて約1,000本の映画を考察しながら映画史を紐解いて見せたマーク・カズンズ。 © © Hitchcock Ltd 2022 |
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“AKB48の看板”と言われる大島優子が卒業し、大きな岐路に立つAKB48グループ。圧倒的なパフォーマンスと底抜けのサービス精神でAKB48の第2章を牽引してきた優子が、最後の別れに見せた涙の意味とは?そして後輩たちはその背中に何を思い、これからどこへ向かうのか?ドキュメンタリー映画は前年までを遥にしのぐリアリティをもって、芸能界のメインストリートを突っ走る少女たちの汗と涙にぬれた日常を、焼き付けるように活写してゆく。さらに2014年の「総選挙」も描くとともに、テレビでは映せなかった貴重な舞台裏の映像が、本編で初めて明らかにされる! © © 「DOCUMENTARY of AKB49」製作委員会 |
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米アカデミー賞®、英国アカデミー賞(BAFTA)受賞! 人類史上最大の挑戦と呼ばれる前人未到のクライミング、その驚異の全貌に世界中が息をのんだ傑作ドキュメンタリー。世界屈指の美しくも危険と言われるカリフォルニア州のヨセミテ公園にそびえ立つ約975メートルの断崖絶壁に挑む若きクライマー、アレックス・オノルドの姿をダイナミックに捉え、冒頭から目を疑うような光景が続出し、誰もが手に汗を握り、息をのまずにはいられない興奮と目眩を誘う”生きるか、死ぬか”の極限映像。全世界で絶賛され、2019アカデミー賞® 長編ドキュメンタリー賞受賞をはじめ、2018トロント国際映画祭観客賞、2019英国アカデミー賞を受賞(共にドキュメンタリー部門)など快挙を成し遂げた。はたしてアレックスは、いかにして難攻不落の絶壁に立ち向かうのか…。 © © 2018 National Geographic Partners, LLC. All rights reserved. |
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「けやき坂46(ひらがなけやき)」から改名し、1stシングル「キュン」が発売初週で47万枚を売り上げるなど華々しいデビューを飾ったアイドルグループ「日向坂46」。彼女たちにとって初となるドキュメンタリー映画が、2020年に公開しました。2019年に「NHK紅白歌合戦」に初出場するなど、大躍進を遂げた日向坂46のデビュー1年目に完全密着。日々拡大するグループの人気。その裏側に隠れたメンバー一人ひとりの苦悩。自分たちだけの名前を手に入れてからもなお、常に危機感を持ち、「日向坂46」としての魅力を探し求める姿が映し出されています。先輩グループ・欅坂46の存在感に圧倒されながら、自分たちのアイデンティティを模索し続けた「けやき坂46」としての3年間。改名という大きな変化をきっかけに、最大風速で2度目のスタートを切った日向坂46。しかしその裏側で、メンバーたちは大きな壁を乗り越えようと必死になっていました。輝きと苦悩が交錯する彼女たちの記録を、ぜひご覧ください。制作は、ドキュメンタリー番組「セルフ Documentary of 日向坂46」で日々の活動に密着してきたチームが担当。 © © 2020映画「3年目のデビュー」製作委員会 |
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第88回アカデミー賞®長編ドキュメンタリー賞受賞!2011年7月23日に、27歳という若さで急逝した歌姫、エイミー・ワインハウス。世界中の音楽ファンに愛された彼女の波乱の生涯が、『アイルトン・セナ~音速の彼方へ』のアシフ・カパディアにより傑作ドキュメンタリーとして描き出される。エイミーの貴重なプライベート映像や、マーク・ロンソン、トニー・ベネットら著名人へのインタビューをもとに、稀代の歌姫の知られざる素顔に迫る。 © © 2015 Universal Music Operations Limited. |
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なぜ一握りの富裕層だけがますます富んでゆく一方で、大多数の人々は、非正規雇用に甘んじ、保障も手当てもなく、新型コロナのような災害が起これば最初にしわ寄せがゆく弱者へと落ちこぼれてゆくのか?それを防ぐために政治が、社会が出来ることはなにか?そんな核心的なテーマを軸に、戦後の高度成長、バブル崩壊、リーマンショックの真相までも分かりやすく描く。「ウォール街」「プライドと偏見」「エリジウム」「ザ・シンプソンズ」など、時代を映す鏡である数々の映画やアニメのシーンを巧みに引用し、五感に訴えかけてゆく。いよいよ混迷するこれからの時代をわたしたちはどう生きるべきか――?「21世紀の資本」原作者のピケティを始め、ノーベル経済学受賞ジョセフ・E・スティグリッツ、イアン・ブレマー、フランシス・フクヤマほか世界をリードする学者が集結、資本主義の知られざる真実を暴いてゆく・・・。 © © 2019 GFC (CAPITAL) Limited & Upside SAS. All rights reserved |
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映画監督アニエス・ヴァルダ(作中で87歳)と、写真家でアーティストのJR(作中で33歳)は、ある日一緒に映画を作ることにした。JRのスタジオ付きトラックで人々の顔を撮ることにした二人は、さっそくフランスの村々をめぐり始めた。アニエスのだんだん見えづらくなる目、そしてサングラスを決して取ろうとしないJR、時に歌い、険悪になり、笑いながら、でこぼこな二人旅は続く。「JRは願いを叶えてくれた。人と出会い顔を撮ることだ。これなら皆を忘れない」とアニエスはつぶやく。願いを叶えてくれたお礼にと、彼女はJRにあるプレゼントをしようとするが・・・。 © © Agnès Varda-JR-Ciné-Tamaris, Social Animals 2016 |
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カウントダウンが終わると、EDM(エレクトロニック・ダンス・ミュージック)のファンは特別パスを最初にゲットするため一斉に走り出し、街を駆け抜けていく。彼らの目的地? それは、未知の世界。数々のプラチナディスク、グラミー賞を受賞、エレクトロニック・ダンス・ミュージックのアーティストのZedd(ゼッド)と共に旅に出発する。クラシック音楽の訓練を受け、メタルロックグループでの短いキャリアを経て、世界最大の音楽フェスティバルのステージへと進んだZeddは、チャート上位に登場し、メガ・ポップのスターダムへと上り詰めた。今まであまり公開されなかった彼の素顔やプライベート、パフォーマンスと共に、最新アルバム『トゥルー・カラーズ』通してZeddが開拓した新境地を、彼の熱狂的なファンと一緒に見ていく。『トゥルー・カラーズ』は、何百万年前に地下深くに作られた巨大な洞窟を冒険し、心霊現象で有名なスタンリー・ホテルの廊下を探索し、満点の星空のもとジョシュアツリーの下で焚火を囲んで座り、アルカトラズ島の刑務所の最上階にある廃墟と化した病棟の真っ暗闇の中に迷い込み、グランドキャニオンへとつながるコロラド川の河流をヘリコプターで飛び、エンパイア・ステート・ビルディングの最上階へ一気に登るためのVIPチケット。Zeddの世界や音楽、彼の考えの奥深くへといざなう素晴らしい冒険なのだ。『トゥルー・カラーズ』は、アルバム作りや大きなワールドツアー以上の意味がある。それは、ミュージシャンとファンとの不思議な関係の物語であり、アーティスト自身の声を見つけるための旅なのだ。 |
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なぜ、マルタン・マルジェラは評価され続けるのか?革新的、繊細で優しく、かつ大胆不敵、本質を見極め、決して妥協しない。マルジェラの創造性と仕事術、その全貌が明かされる。 © © 2019 Reiner Holzemer Film ‒ RTBF ‒ Aminata Productions |
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2018年8月16日、惜しくもこの世を去ってしまった「ソウルの女王」アレサ・フランクリン。1972年ロサンゼルスのニュー・テンプル・ミッショナリー・バプティスト教会で行われたライヴを収録したアルバム「至上の愛 ~チャーチ・コンサート~(Amazing Grace)」は、300万枚以上の販売を記録し、大ヒット。史上最高のゴスペル・アルバムとして今も尚輝き続けている。アレサが自らのルーツである“ゴスペル”を感動的に歌い上げた伝説的ライヴは、実はドキュメンタリー映画としても撮影されていた。長年の月日を経て、その感動的な夜がついに映像で蘇る。 © © 2018?Amazing Grace Movie LLC |
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2016年6月19日、沖縄県那覇市。米軍属女性暴行殺人事件の被害者を追悼する県民大会で、稲嶺進名護市長は言った。「我々は、また命を救う“風かたか”になれなかった」。「風(かじ)かたか」とは風よけ、防波堤のことだ。沖縄県民の8割の反対を黙殺した辺野古の新基地建設、全国から1000人の機動隊を投入して高江で強行されるオスプレイのヘリパッド建設。現場では多くの負傷者・逮捕者を出しながら、激しい抵抗が続く。さらに宮古島、石垣島でミサイル基地建設と自衛隊配備が進行していた。 © © 『標的の島 風かたか』製作委員会 |
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2020 年、1 本のドキュメンタリーが世界を震撼させた。そこは巨大な撮影スタジオに作られた 3 つの子供部屋。幼い顔立ちの 3 名の女優が、“12 歳・女子”という設定の下、部屋に設置された PC を使い SNS で“友達募集”をしたところ、なんと 10 日間で 2,458 名もの成人男性がコンタクトをとり、卑劣な誘いを仕掛けてきたのだ。撮影されているとは気付かず、未成年に対する容赦ない欲望の行動は徐々にエスカレートしていき…。 © © 2020 Hypermarket Film, Czech Television, Peter Kerekes, Radio and Television of Slovakia, Helium Film All Rights Reserved |
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ヨーロッパ宮廷一の美貌と謳われたオーストリア皇妃エリザベート。1877年のクリスマス・イヴに40歳の誕生日を迎えた彼女は、コルセットをきつく締め、世間のイメージを維持するために奮闘するも、厳格で形式的な公務にますます窮屈さを覚えていく。人生に対する情熱や知識への渇望、若き日々のような刺激を求めて、イングランドやバイエルンを旅し、かつての恋人や古い友人を訪ねる中、誇張された自身のイメージに反抗し、プライドを取り戻すために思いついたある計画とは————。 © © 2022 FILM AG - SAMSA FILM - KOMPLIZEN FILM - KAZAK PRODUCTIONS - ORF FILM/FERNSEH-ABKOMMEN - ZDF/ARTE - ARTE FRANCE CINEMA |
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ケベック州(カナダ)Kamouraskaの中心部、「ラ・ソシエテ・デ・プラント(La société des plantes)」にパトリス・フォルティエは住んでいます。そこでは、中世時代の語り部のように、彼は、珍しい忘れられた植物の種たちを熱心に育てて「旧種たちの未来」を生み出そうとしています。パトリスは自分の夢の庭を考え出して、収穫を芸術プロジェクトに変えます。時間とともに、辛抱強く、彼は自分の情熱と知識を種子バンクを通して世界に広げます。これらの生命の種は、世界中の何千もの庭で見られるようになるでしょう。真実と遺伝学的に動機つけされた「種まき」により生み出された、生物の多様性への、また、人間の遺産に寄せる詩(頌歌)です。 © © 2013 Les Films de l'Autre |
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禁断のスクープ映像、その封印が遂に紐解かれた!稀代の天才作家・三島由紀夫と、血気盛んな東大全共闘の討論会の全貌だ。時は1969年5月13日。東大駒場キャンパスの900番教室に、1000人を超える学生たちが集まり、三島を今か今かと待ち受けていた。旧体制変革のためには暴力も辞さない東大全共闘のメンバーが、この討論会の首謀者だ。世界各国が政治の季節に突入していたこの頃、日本でも自分たちの手で国を変えようとする学生運動が激化していた。今の日本では想像もつかないほど、センセーショナルな嵐が吹き荒れていた時代なのだ。そんな危険きわまりない若者たちが、「三島を論破して立ち往生させ、舞台の上で切腹させる」と盛り上がり、異様なテンションが充満している敵地に、三島は警察が申し出た警護も断り、その身一つで乗り込んで行った。 © © 2020映画「三島由紀夫vs東大全共闘 50年目の真実」製作委員会 |
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映画『ザ・コーブ』でアカデミー賞®長編ドキュメンタリー賞を受賞したフィッシャー・スティーヴンス監督が贈る新たなドキュメンタリー。オスカー俳優であり、環境活動家、そして国連のピース・メッセンジャーと多岐に活躍するレオナルド・ディカプリオが主演を務め、気候変動によって世界の各地で起きている劇的な変化をテーマに、興味深い真相を追求しながら、地球上の生物の絶滅を防ぐために個人として、そして社会として取りうる行動を提起する。 © © 2016 National Geographic Partners, LLC. All rights reserved. |
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先鋭かつ挑発的。世界で最も評価される鬼才の素顔を10年に渡り記録したドキュメンタリー。演劇ワークショップを通じて、彼の映画理論と演出術を分析。10年間の密着から垣間見える素顔や、イザベル・ユペールやジュリエット・ビノシュなど出演女優のインタビューも必見。 © © 2013 WILDart FILM / Crescendo Films / Les Films du Losange |
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2020 年 8 月、シベリアからモスクワへ向かう飛行機が緊急着陸した。乗客の 1 人、プーチン政権への痛烈な批判で”反体制のカリスマ”として支持を集めるロシア人政治活動家のアレクセイ・ナワリヌイが突然瀕死の状態に陥ったのだ。ナワリヌイはベルリンの病院に避難し奇跡的に一命を取り留めるが、何者かによって彼の飲み物にロシアの毒物”ノビチョク”が混入された毒殺未遂事件であったことが発覚する。プーチン大統領は即座に一切の関与を否定するが、ナワリヌイは自身の命を狙う者の正体を暴くべく、チームと命がけの調査を開始。緊迫の調査現場に極秘密着したカメラは、ナワリヌイが切り込む政府の強大な闇を映し出していく…。 © © 2022 Cable News Network, Inc. A WarnerMedia Company All Rights Reserved. Country of first publication United States of America. |
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2050年までに、世界の人口は100億人に増加する。食糧安全保障の論戦が白熱する中、本作では、人工肉、昆虫、工業型農業から、流行のセルフ・カルティベーションまで、世界の食糧生産と分配の巨大なスペクトラムに対する広範で分析的な洞察を示す。ベストセラー作家であり、フード・ファイターでもある監督、ヴァレンティン・トゥルン が、世界に解決策を探し求め、私達の未来のためのイノベーションとヴィジョンに迫る。 © © 2015 Celluloid Fabrik |
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フィンランドの言語学者G・J・ラムステッドの思考の旅、19世紀後半の世界の思想や伝統をめぐる旅に焦点をあてたドキュメンタリー。映画は、モンゴルから日本を過去、現在にわたって旅し、過ぎ去りし世界と現在の世界の姿を映し出す。過去の伝統、自然、都市は形を変えてゆき、そこに生まれた孤独と義務感の葛藤、ラムステッドは過去の証人であり、また私たちが現在を覗くための鏡でもあるのだ。 © © 2018 Hillstream Pictures |
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新譜は軒並みミリオンセラーとなり、念願の東京ドーム公演は3日間で84万人もの応募が殺到。「総選挙」といえばいまや彼女たちを思い浮かべるほどの存在感を放つAKB48。しかし、7年目にあたる2012年はあまりにも激動の1年だった。人気絶頂のさなか、創立以来センターに立ち続けてきた前田敦子が、突如グループからの卒業を宣言。エース不在の「総選挙」で1位を奪還した大島優子が語る「本当の気持ち」とは?汗と涙でズブ濡れになったメンバーたちを前に、総監督・高橋みなみが提示した驚くべき決断とは・・・?映画は前田敦子卒業後の第2章、すでに幕を開けた新エースをめぐる熾烈なセンター争い、恋愛禁止条例、メンバー間の格差といった隠れた真実までをも浮き彫りにし、現代のリアルなアイドルの姿を赤裸々に映していく。自分の夢と後輩の育成という責任に悩む年長者。結果が残せずに自らを責める次世代候補者たち。親友との間についてしまった、圧倒的な差にぼうぜんとするとするメンバー。新天地に活路を見出そうとするもの---。そこには、単なるアイドル映画にとどまらない、時代のうごめきとリアルな叫び声が聴こえてくる。 © © 「DOCUMENTARY of AKB48」製作委員会 |